東京で賃貸事務所を探す場合、重要視されやすいのが賃料です。確かに賃料は出費にも関わりますので、重要性が高いことに変わりはありません。しかし、それのみで決めてしまうと、かえって高くついてしまう可能性もあります。
東京の賃貸事務所を選ぶ時は、占有面積にも気を配るべきでしょう。例えば個人で起業するケースや、IT、ベンチャー系などであれば、事務所の面積はさほど気にしなくてよいかもしれません。リモートワークも可能ですので、広さがネックになのは事業拡張をする段階です。一方、商談スペースが必要だったり、在庫の保管スペースが求められたりする業種の場合は、広めの事務所が欠かせません。別途会議室をレンタルするのも費用がかかりますし、倉庫を借りると受発注業務に支障をきたす場合があります。
もしスペースが必要な事業を営む際は、計画する時点で占有面積をチェックしましょう。ここで確認を怠ってしまうと、別途オフィスなどを借りることになるか、移転が必須になります。そのため、予定外の大きな出費になってしまうこともあります。これから探す方は、賃料を相場と比較するのはもちろん、広さもしっかり確認してから契約することをおすすめします。
